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コミュニティ

サマセットにルーツを持ちながら、活動範囲は遠方まで広がり、創造力を刺激するさまざまな影響や世界とのつながりを大切にしています。

社内外の両方において、寛大さ、ユーモア精神、そして相手を尊重する気持ちや自分を取り巻く世界を大切にする心が、あらゆる意思決定の糧となるような文化づくりに励んでおり、マルベリーで働く人々、パートナー、そしてお客様の幸福を優先する文化を推進しています。

レザーグッズ市場において英国最大のメーカーへと躍進したマルベリーは、現代における英国のクラフツマンシップを体現するブランドです。マルベリーはまた、英国内で確立したノウハウやスキルの発展と育成に注力し、これを、終始英国内で完結する環境再生型のサプライチェーンにつなげることを目指しています。

あらゆる形のクラフツマンシップが「Made to Last(末永く愛用できる製品づくり)」の礎となる、という信条のもと、コミュニティの構築に取り組んでいます。

進捗状況

  • マルベリーは2021年より、「生活賃金保証企業」として、生活に実質的に必要となる賃金を支給しています。政府の最低賃金を上回る賃金を自主的に支払うとともに、サプライチェーン全体において、サプライヤーに対しても同様の取り組みを推奨しています。
  • 慈善事業「The Felix Project」との長年にわたるパートナーシップでは、首都ロンドンにおいて、余剰食糧の再分配を行うことで食の貧困問題への対処の一翼を担っています。また、サマセットでは、2021年に「Somerset Community Foundation」と共同で設立した「Community Fund(コミュニティ基金)」が、マルベリーの「Made to Last(末永く愛用できる製品づくり)」の理念と合致した地域の取り組みを支えています。
  • チャリティー&コミュニティ委員会では、当社の従業員や慈善活動のパートナーとつながりを持つ地元の慈善団体・地域団体への資金調達を目的とした経済的支援や物資の寄付を行っており、今年は99件の商品寄付(£61,000相当)を実施しました。
  • Mentoring MattersとThe Outsiders Perspectiveとのパートナーシップでは、社会的に活躍する機会が十分に与えられない傾向にある人々のグループがファッション業界に従事しやすくなるよう、当社チームの専門知識を活かしながらインクルージョンの促進に取り組みんでいます。
  • DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)委員会は、民族、ジェンダー、性的指向、障がい、メンタルヘルスをはじめとする多様なアイデンティティを認め合い、安心して連帯感を育むことのできる場として機能するEmployee Resource Groups(従業員リソースグループ)のサポートを受けながら、前向きな文化改革を推進しています。
  • サマセットにあるカーボンニュートラルな自社工場は、マルベリーの定番バッグの半分以上の生産を担っていますが、英国、ヨーロッパ、アジアでより広範に展開されるパートナーネットワークでは、自社工場と変わりない技術と入念さをもって、革小物やライフスタイル製品が生産されています。2006年以来、マルベリーではアプレンティス制度を実施しており、地元のコミュニティの支援や、次世代の職人の育成に取り組んでいます。
  • ティア1に属するすべてのサプライヤーは、当社のグローバル調達原則に基づいた監査を受け、ティア2に属する対象のサプライヤーはリスクに応じた査定を受けます。また、すべてのサプライヤーに対し、毎年ESG調査への回答を求めています。
  • 2023年には2つの自社工場にて生物多様性の評価を行い、地域全体における健やかな自然環境の保全に取り組むため、Somerset Wildlife Trustとパートナーシップを結びました。
  • マルベリーグリーンのパッケージは、使い捨てのコーヒーカップを包装紙へ変化させる「カップサイクル」という革新的なリサイクル技術を用いて作られたものです。これまでに、本来は埋め立て地で処分されるはずだった440万個以上ものコーヒーカップが、マルベリーグリーンの包装紙へと再生されました。D2C用の包装材は、リサイクル段ボール少なくとも67%使用して作られています。

サプライヤーのリスト

マルベリーは、「農園から完成品まで」の透明性が、環境再生型のビジネスモデルの根幹をなすと信じています。この信念に基づき、2023年より、革製品、ソフトアクセサリー、サングラス、ライフスタイルグッズの製品カテゴリーについて、ティア1およびティア2サプライヤーのリストを公表しています。

リストは以下のボタンよりご覧いただけます。

サプライヤー リスト