職人技
職人技は、マルベリーの真髄です。一針一針、革の一裁ちに、そしてあらゆる細部にまで、その精神は息づいています。私たちのバッグは長く愛され、日々使われ、修理され、世代を超えて受け継がれていくことを前提に仕立てられています。
グローバルブランドへと成長した現在も、私たちのルーツは英国西部のなだらかな丘陵地帯にあります。50年以上にわたり、この地でアイデアを象徴的なバッグへと昇華させてきました。英国サマセット州にあるカーボンニュートラル工場、ザ・ルーカリーとザ・ウィローズでは、現在もアイコンバッグの約50%を生産。英国最大のラグジュアリーレザーグッズメーカーとしての地位を確立しています。
バッグは、クラシックなシルエット、しなやかなレザー、そしてマルベリーツリーやポストマンズロックといったシグニチャーディテールによって特徴づけられています。ひとつのバッグに最大30名もの熟練職人が携わることもあります。 最適な原皮を選ぶレザースペシャリスト、正確に裁断するカッティング技術者、縫製や組み立てを担う職人たち。すべての工程が、長年の経験に裏打ちされた技術によって支えられています。生産の最盛期には、両工場で週に1000点以上のバッグが仕上げられます。
レザーは創業以来、ブランドの根幹を成す素材であり、現在もコレクションの約90%を占めています。その多くはEU域内から調達され、最高水準の環境基準を満たしてしています。私たちにとってレザーは単なる素材ではなく、職人技、耐久性、そして持続可能性を体現する存在です。再生農業を実践する農家との直接的な関係構築を目指し、自然との調和のもとでレザーの生産が行われる未来を追求しています。2022年以降は環境認証を取得したタンナリーとのみ取引を行い、サステナブル・レザー・ファウンデーションの創設パートナーでもあります。
また、エコニール®、スコッチグレイン、キャンバスなどの代替素材の探求も続けています。私たちを貫くのは、素材の源流に目を向ける姿勢。革の生産方法そのものを見直すことで、職人技、コミュニティ、そして地球環境を等しく支えていきます。